小野大輔 LIVE 2016「Unlimited Door」＠日本武道館

2016/01/16

（感想メインのレポです。まだ熱が残ってる段階なので、ちょっとキチってます。おれパラ参戦したことない人なので、ダンスやコーレスなどDライお作法分かってない初心者の日記です）

初めての小野Dワンマンです！　っていうか小野D自体がワンマン初なんですけど。
フェスでは確か、アニサマとランティス祭り仙台で見てるはず。アゲアゲダンス曲でカッコワライモードながらもとても楽しかった記憶が。
でも曲は断然バラードが好きなんだよな！　きっかけは忘れたけど、ひねもすも風花も聞いてます。私にしてはとても珍しいことなんだけど、歌詞が好きで聴き込んでる曲もある。あんまり飽きない。

ロデオ関連のイベントでご一緒したフォロワーさんが譲り先を探していたので、同行させていただきました。自分で取ろうかどうかもかなり迷ったんだよね。プリライとがっつり日が被っていたので、売れ行き出足は良くなかったのではないかと思ってしまう。そして日程発表された時点で、プリライへのヘヴンズ出演が０％になるっていうww

グッズ発表された時は笑っちゃったww　キングブレーD、リストバンD、ブロマイDww
遠征用にトリプルDoorミラー欲しかったけど、並ぶ気にはなれず…　サイズ見てみたら10㎝×10㎝だし、ほどほどの時間で売切れてくれたし、気持ちよく諦められました。
私が開場30分前に着いた時には、パンフとタオルとTシャツとストールしかなかった。記念品に何か欲しかったけど、銀テ取れたのでそれで！！

CD売り場の裏にあったファンからのお花を見に行きましたが、すごかったです。
中国のファンかな、中国ナントカ団体～というような名札が付いてたんですけど、キャラ毎にカラーを変えて、合計６台くらいセットで出されてた。ラマさんとか承太郎とかセバスとか。すげぇ。みんないい意味で頭おかしい、見てて楽しいわ。手書きイラストはもちろん、ライブタイトルに合わせてDoor付きのお花もあったよ。

お席はアリーナB１０ブロック。横は１１ブロックまでありました。あんまり意識してなかったけど、縦はBまでだったかな？　ブロック内は分からん…パッと見、横１０の縦１５くらい？
円形会場だから自分の後ろは座席がなくて、しかも通路側の席をいただいたので、とっても気楽でした。通路大好き。ちょっと離れてても通路側のほうが好き。遠慮なく中敷き足しました。
５年ぶりくらいに武道館のアリーナ入ったんだけど、小さいねぇww　上から見ると結構広く感じるんだけど、すり鉢の底面みたいだからほんと狭い。ステージ、かなり近く感じました。

ステージを囲むように、Dと描かれた白い幾何学チックなドア（ドラ〇もんがお腹のポケットから取り出す途中みたいにちょっと歪んだりしてる）が配置されて、Doorだね！うん、Doorだね！！って感じw
天井から黒いロープのようなものがつりさげられてましたが、ライトだった模様。ライブ中に点灯して、星空のようになってた。
そのライトカーテンよりも後方の座席も解放されてました。チケ見ると、「場所によってはステージや演出が見えづらい場合がございます」って書いてあるので、あそこも見切れ席ではなく通常席で売ってたのかな…だとしたらかなり辛かったと思う。

セットリストは公式やネットレポート上がり次第確認してきます。とりあえず自力でわかる範囲で文中にちりばめてますのでご注意を。
小野Dの言葉、一字一句そのまんまとはいきません。お許しください。

５分押しくらいでいよいよ開演。
スクリーンで１０からカウントダウンして…ステージスタート。
ステージ上のドアから次々とダンサーさんやバンドメンバーが出てくる中、上段の中央にせりあがってきたドアから、本日の主役登場！！
なんと赤いキラキラの上下に赤いマントというキラキラ王子様な衣裳！！　登場するなりマントを脱ぎ棄て、後方に放る…ものの、ぶゎさっではなく、自らが登場したドアの下のほうにぺしょっと当たってて、かすかに笑いが起こってました。なんかマント可哀相ww

この時点で割と「小野Dかわいい」って思い始めてたんですが、王子衣裳でキラキラなナンバー歌い始めたら、「小野D！！！　王子！！！」ってなっちゃいました。ペンライト振りながら、頭の中で設定考えてた…某国の王家次男坊で、長男が王になることが決まってるから、気ままにお歌歌ってるの…歳イッてるけど王にはならないからずっと王子のままなの…

ドアを使った演出も面白かった。上手ドアの小野Dと下手ドアのダンサーさん、競うようにそれぞれがドアを開けると、星のキラキラや薔薇吹雪、虹が出てきたかのように背後のスクリーンに映し出されてね。

最初がキラキラパートでパノラマミラーツアー、MissionD、宇宙ナントカディスコティーク。
次がダンスパートで、ディライト、熱烈アンサー、ライドンファンキーナイト。
この序盤らへんでディスタンスもやった。
曲順はもう全く分かんないけど、これやったなってのは分かる…知らない曲が一曲もなかった。私、実は網羅してるのか…？

パノラマミラーツアーは、「さかさまの世界～」で、上を指さした両手を交互に上下。チャン、チャン、チャンチャンチャン♪って感じで。そのあともフリがあったけど、忘れた。そのうち誰かがイラストか何かで動画サイトにあげてくれる…といいな。
ダンスパートはダンサーさんがわっさわっさと大勢出てきて、にぎやかでした！
その割に、ダンスレクチャー全くない！　小野Dは歌いながらだからイマイチ動きが分からず、結局ダンサーさんずっと見てた…　せっかくノリノリの曲あるんだから、ダンスレクチャーあってもいいと思うよ！　
不思議なもので、フリ真似したいと思ってステージ見てると、パッと目につくダンサーさんが一人はいるんだよね。マモライだとそれがフミくんだった。数曲しかダンサーさんが出ない場合でも、一人はいるんだよなぁ。今回はそれが女の人だったので、その人ばっかり見てました。

キラキラパート最後がルナマリアだったかなぁ。コンガだかボンゴだかがパカポコいう、妙にラテンノリが強いアレンジだったんだけど…中盤から、上手に赤いドレスのフラメンコダンサーさんが出てきて、おおなるほど、といった感じでした。
スクリーンには歌う小野Dのアップと、踊るダンサーさんが映し出されてて、歌詞も相まってまるで彼女を想いながら歌っているかのようでした。

キスキスキスはダンスパートだったかな？　真っ赤に染まる会場！　
ジュリアナフェザー？（ボディコンのお姉さんが肩にかけて先っちょ持ってヒラヒラさせるやつ）のお姉さんたちがいっぱい出てきて、ノリノリでキスキスキス。
ホント、踊りの復習（※ランティス祭りでやった記憶はある）して来ればよかったよねーーー。

そして曲も終盤に差し掛かったそのとき！　スクリーンに映し出されたのは強面のヒットマン！　　　　　　　　　　
響く銃声、よろめく小野D、会場から上がる悲鳴、おののくお姉さんたち、更に立て続けに数発、うめきながら階段に倒れ込む小野D！！
倒れて動かない小野Dに、ステージ上のお姉さんたちが投げキッスを送り始める。スクリーンにもキスマークが映し出されて、それにうながされたように会場からもぎこちなくキス（のようなしぐさというか気配というかww）　赤く点灯させたペンラを掲げたままカッコワライモードで見守ってたのですが、伏せったままの小野Dが「もっといっぱい…キス、ちょうだい？」と言った瞬間何か切れた気がしましたww　ぎゃーーーーーーーーーーーwww　
もう一言何か言ってたと思うけどそれは記憶にない。
バンドメンバーも一生懸命（？）投げキッス送ってて、それを受けた小野Dが「…男の声が聞こえる…男のキスでも、効くんだな…」って呻いてたww　それから、「ほら、あの、物販で売ってたキスキスキスライト振ってくれ…あれ効くんだよ…」とも言ってたww
うーん、惜しいなぁ、今思うとちょっと客席がノリきれてなかった気がする！　自分のことは棚上げですけどww　今日の公演ではもっと投げキッス飛んでるといいなぁ。　

それから楽器ソロ挟んでしっとりパート。
ティアドロップス～雨音は舞台風の演出でした。
下手ドアから傘を持った女性が出てきて、雨の中立ちぼうけ。そこへ慌てた様子の男性がやってきて、遅れたことを平謝り。最初は拗ねていた女性も、次第に彼の謝りっぷりにほだされて仲直り…　更に、上手ドアから出てきた男性と女性は、和やかムード。力こぶを作ってみせる男性の腕にぶら下がってみたものの支えきれなくてよろめいたり、はしゃぐ様子が見られます。小野Dは、そんな４人を包むように歌いながら、ステージをぐるっと回ります。
５人目の女性が登場すると、赤い傘を開いて顔を隠すように持った彼女は、小野Dと対角になるようにステージを歩いて、ティアドロップスが終わると同時に彼とすれ違いざま、赤い傘を手渡して消えました。
そして、雨音へ。彼女から受け取った傘を閉じた小野D、その傘をベンチに立てかけ、自身もその隣へ座り、歌います。ピンスポットが傘と小野Dに当たる中の雨音…　めっちゃ良かった。開場で見ててもとても良かったけど、今歌詞読んでみて泣いたわ。いや、歌詞聞き取りやすいから知ってはいたよ。知ってはいたけど切なすぎるだろ！！！！　今更だけどうわぁぁぁぁぁぁん。゜(゜´Д｀゜)゜。　円盤出てくれたら円盤見て泣きたい！

あ、衣裳ね、赤王子の次は白に近いシルバーのキラキラ宇宙服風上下。しっとりパートあたりは、濃紺に白い縁取りのカジュアルジャケットでした。

MCでは、D絡みの話をいっぱいしてたな。
「盛り上がってるかい武道館ー！　いや、武D館ー！」に始まり、序盤では「小野DのライブのことをDライって言うんでしょ？　Dライ…DELIGHT！　ディライトって、喜ばせるとか楽しませるとか、そんな意味なんだよ。ライブ最後まで楽しんでいこうぜー！」って言ってたし、終盤では「このライブのリハーサルを、おれパラと並行して１０月～１２月までずっとやってたんですよ。俺知ってるんだよ、１０月～１２月の覚え方、おのでぃって言うんでしょ？　October、Novenver、Decenberでおのでぃって！」って話をしてくれた。
あと、会場のみんなにDで始まる単語聞いて、みんなが一斉に叫びだしたら「そんないっぺんに言われても聞き取れない！　聖徳太子じゃないんだから…聖徳D子じゃないんだから！」ってｗ
「デンジャラス？…俺に触れるとヤケドするぜ」とかも言ってたなぁ。キンブレの海見て「きれいだよ」って言って照れたりするのも可愛かったぁ。
「もす」の由来の話もしてくれました。小野D「もす！」みんな「もす！」小野D「みんな何の疑いもなく言ってくれるよねww　なんのことか分からず言ってくれてる人もいるんじゃない？」って説明してくれたんだけど、ひねもすから来てるんだね、知らなかったww　「自分は最初言ってなかったんですけど、物販で、スタッフが『ありがとうございもす！』とか言い出して、みんな言うようになっちゃって…」って言ってた。

それから軽やかパート。
カラフルレンズ、真夏のスピカ、モノクロの虹あたりですね。
直前のMCで、「みんな、青ばっかりじゃなくて好きな色にしてくれていいんだよ！」って言ってくれた。カラフルレンズはカラフルに行きたいよね！　それでも青が多かったよ…
ダンサーさんも色とりどりのTシャツで出てきて、サビではみんなで左右に手を振りました。

ラスト、Doorsとヒーロー。
Doorsで銀テだったかなぁ、めっちゃ取れたー！　銀テの取れる場所にいられたのって久しぶりで、嬉しくて！
テープの余りがセンターステージに残ってたみたいで、アンコールのときに小野Dが拾ってました。自分の書いた文字見て、「これもね、ランティスの人が、『マジックで❝もす❞って書いてください』って言うから書いたんだけど、理由聞いても『いいから書いてください』の一点張りでさぁ…なんかいろいろ勝手にやってくれるんだよね」とか言いながら、「…ありがとう」って最後ぼそっとお礼言ってた。
ヒーローはみんなで歌いました。

アンコールは、めっちゃ迷走してたwwww
基本は「アンコール、アンコール！」なんだけど、「アンコーD、アンコーD！」って頑張ってる女の子もいたし（ルでDかよ！ww）　次第に「小野D、小野D！」勢が増えて、テンポに何度か躓くものの、最終的にはそれでまとまって、アンコールで出てきた小野Dにも「Dコールありがとうー！」って言ってもらえましたね。

アンコールは、ピンクのもすTで、ノスタルジア、キャンバス、だいすき！
ノスタルジアは懐かしい！つうても私が知ったのは５年前くらいだけど。いわゆるデビュー曲だそうですねー。
次の歌の前に、ニュース発表。エムオンだかなんだかで、このライブの模様が放送されるそうですよ！　１回目は２月２０日？　２回目は完全版で春かな？　放送局はうろ覚えだったみたいですけど、１回目の日にちは「これは覚えてる！」って嬉しそうに発表してくれました。

放送されるのは嬉しいけどと前置きした後で、「テレビに映る自分の顔が嫌いで…」と話し始めた小野D、「なんとかだしかんとかだし、すぐ変顔しちゃうし？」とおどけて変顔してみせたところで、会場からキャーーーーww　「おめでたい話の後でこんな話しちゃってごめんね」と言いながらも、「自分が嫌いだけどここまで来れて、バンドメンバーやダンサー、チームDに支えられてようやくこの歌を歌えるところまで来ました」と、キャンバスへ。
センターステージで、ピンスポ浴びてのキャンバス。
これも今歌詞見て更にしんみり。これもカラフルにしようよ！　とにかく青が多くて残念…おれパラでの小野Dカラーが青だから？　そして初ワンマンだとそういうもんなんだろうなぁ。
基本的に周りに合わせて色替えてたけど、ここはキャンバス＝白だろっていう一般イメージで白振ってました。
歌い終わって、顔を隠すようにして少しうつむく小野D。泣いてる…！
ファン層が落ち着いてるのか、「キャー、泣かないでーー！　頑張ってーー！」というより、「小野Dが…泣いてる…ッッ」と息を詰めて見守るような雰囲気でした。終演後、両手に顔埋めて泣いてる子いたなぁ。
目元を軽くぬぐって笑って、バンドメンバーやダンサーを紹介してくれました。
誰とはいつからの付き合いだとか、誰はどんな人だとか…バンドメンバーはさすがにベテランぽくて、慣れた様子（!?）で小野Dに投げキッスしてました。おれパラつながりの人が多かったようで、おれパラのダンス指導に来ていた人がこのDライでダンサーとして来てくれたとか、MV出演してた人が来てくれたとか、嬉しそうに話してくれました。ちなみに、キスキスキスでいっぱい出てきたダンサーは、E-girlsならぬD-girlsだそうですw

そういえば、客席のみんなを「チームD」と呼んでくれた後だったか、客層アンケートしてた。女の子、男の子、あと小野Dが３７歳だから同い年、それとティーン。ティーン少なかった！！
そうそう、「Dと言えば…もうひとつ、紹介しておかないといけないDがいます！」って言われて、誰！？スペシャルゲスト！？ってひとりでざわめいてたんだけど、いわゆる『会場のみんな』でしたww　こっそり恥ずかしいww

ああ、歌を歌うときはその歌詞の主人公になりきって歌うっていう話もしてた…それを知ってから聞くと、また一段といいよね…

最後、だいすきで締め！
DAISUKIダイスキ！はコーレスなの？？どうなの？？って思ってるうちに終わってしまった…
ダンスもそうなんだけど、追いついてない感がめっちゃ残ってしまった…
ステージメンバー全員で手を繋いでお辞儀して、彼らが次々と退場していく中、最後の最後に残った小野Dは、ひとりで最初に出てきたドアから退場して行きました。生声で武道館最高だったって言ってくれた。（と思う。なんだったかは忘れたけど、ほら、最高だったとかありがとうとかのアレですよ）　ちゃんと聞こえたよーーーー！

余談ですが、会場が明るくなってから、小野Dが退場すると同時にステージの下へフェイドアウトしたばずのドアが無言で上がってきて、そのまましれっとそこに落ち着いて、ごそごそ帰り支度しながらそれを目撃した会場が「！！？？」ってなったの面白かったです。　

ああ、久々に一気に書き上げた。
感動が残ってるから、歌詞カンニングしに行って「ウッ(´；ω；｀)」となっちゃったりして、なかなかいい振り返りになりました。
思っていた以上に良かったです。ダンスナンバー盛り上がるぜイエーイのつもりで行ったのが、結局全然踊らず（踊れず）、歌と演出に感動して帰ってきました。これまた新たなのにハマっちゃった感じです。
私が聞きたかったのはダイヤモンドダストと暁の轍です。またワンマン行きますから歌ってください。ディスタンスは期待してなかったから嬉しかったです。

歌も好きだけど声優さんとして好きな方なので、音楽活動も声優活動も両方応援したいなぁ。声優してれば歌もついてくるご時世だから、無理に自己名義の歌を頑張らず、出演作品関連以外では年１回のソロとおれパラくらいにして生歌を披露していって欲しいなぁ。

ここまで読んでくださった方、ありがとう、そしてお疲れ様でした。
抜け漏れ意訳、お許しください。
また小野Dソロライが開催されることを祈って。
もす！＼(^O^)／　←ここは「すきすきだいすき」って言うべき？　どっち？



大事なこと思い出した。
ディケイドって、１０年っていう意味なんだね。９年目となる小野Dのライブでそれを知ったww　１０年目となるGRANRODEOに通うロデオガールは大変ショックを受けました…　ベストアルバムのタイトルの意味をこんなところで知ったっていう事実にショックを受けました…