→Pia-no-jaC← SAPPORO CITY JAZZ 2013

2013/11/02

今年初参加です。

ずいぶん早くチケットを取ったものの、発券してみたらなんと当日指定席…！
開場１時間前から座席指定を受け付けますというシステムでした。知らなかった…

で、よくよく見てみたら、東京デザイナーズウィーク(←音が出ます)というアートイベントの一環として、SAPPORO CITY JAZZ in TOKYO 2013というライブイベントがあるんですね。そのうちの一日で、→Pia-no-jaC←が昼夜公演をする、と。

しかも、会場はレストランになってるんですね。臨時特設会場なんだけど、大きなプラネタリウム(ホワイトロックシステムというようです)のようになっていて、そこに映像が映し出されて、映像と音楽と食事を同時に楽しむことができる、という…

いやぁ、いろいろなイベントがありますね。これでも現代アート展は好きで見に行きますけど、飲食絡むとなかなか一人では行きづらくてｗｗ

前日にちょーーーっと嫌なことがあって、だいぶ壊れてたんですが…
それに関しての謝罪何一つ無かったし、多少懐に負担かかったけど…いい勉強になりました。

と、内輪愚痴は置いといて。

最寄り駅から銀杏並木を走り、会場に着いたのは昼の部開場時間を10分ほど過ぎたころ。
外苑前に行かなきゃいけないのに、神宮前に行ってしまったので…
白いドームが大小二つくっついた形の会場、その小さいほうから入りまして、物販を横目に座席を指定。
チケットと引き換えに、座席番号が記入されたコースターを渡されまして、これを持っていれば出入り自由。また、これがないとレストランでの注文ができません。リストバンドみたいなものですね。

思ったより空いてまして、HAYATOさん側のスミッコ最前とその隣をGETできました。
四角いテーブルがステージに対して垂直に並び、そこに人がギッシリ入る感じです。

うーん、狭い！
ひとりが使えるスペースは、学校の机くらい。その上に、メニューやフライヤーが積まれているので、更に狭い。
電池式キャンドルがゆらゆらしててとてもムーディで、会場内もビヤホール風(←行ったことないから適当ｗ)で、スタッフさんたちも非常に親切で良かったんだけど…狭いｗｗ
とにかく、いくらセンターが人気でも、ゆったりしたい人はフチッコを選んだほうがいいです。

レストランシステムは、テーブルに備え付けられたメニューを見て、用紙に記入して、座席番号の書かれたコースターと共にキャッシャーへ持って行くという制度。
演奏が始まったら、お席を立たずに手を挙げてスタッフを呼んでください、とのことでした。
が！　友達同士でワイワイと開演直前にやってきた人たちは、そんな注意書きまで読みゃしないよな。夜公演時はそういう方たちの近くだったので、見ず知らずの他人でしたが同じテーブルのよしみ、思わず突っついて口を出してしまいました。

ドリンクオーダーは、ものによってはその場で手渡され、食事オーダーは席まで届けてくれました。
ドリンクはプラや紙のカップだったかな？　食事は、すべてきちんとした食器。感じよかったです。
まぁ、一品当たり800～1500円というお値段なので、軽々しく手を出せないのですが(苦笑)　お昼はジャンバラヤのスモールサイズとノンアルの青りんごソーダ、夜はフライドポテトとホットコーヒーとブラウニーをいただきました。
どれもめっちゃ美味しかったですよ！　
ジャンバラヤは、スパイスたっぷりで刺激的(←ちょっと辛かったｗ)、フライドポテトは小芋を４つに切ったタイプで、カリカリというよりもホクホク。量が分からなくて、スタッフのお姉さんに「ファーストフードで言うと何サイズですか？」と聞いてみたけど明確な回答が得られなかったｗ　あれは間違いなくＬサイズだった…しかし、ライブ中にもちょこちょこつまんでたら、ペロリと食べてしまいました。
もちろんブラウニーも。サッパリしたミルクジェラートが添えてあって、美味しかった。
ガンボとポテトサラダも少し分けてもらったけど、外れなしだなと思いました。
開場から開演まで１時間半、十分食事を楽しむ時間があるので、次の機会があったらお金に余裕を持って美味しいものいっぱい食べたいですね。今メニュー見返してみたら、やっぱり盛り合わせのナントカプレートとか食べたかったｗｗ

そうそう、開演してからの追加注文にも、やっぱりフチッコのほうがいいですよ。周りに気兼ねしなくて済みますしね。
また来年があるのかは分かりませんけど、もし考えてる人がいたら、参考にしていただきたいものです。


ライブの様子は…とりあえずセットリストを上げましょうか。
ＶＡさんが公式TwitterにUPしていたので、そこからいただきました。昼は、一応コースターの裏にメモ取ってたんですけどね。
各１時間半の公演でした。

【昼公演】

-SE-
1 Chaos in "Em"
2 残月
-MC-
3 Time Limit
4 バトルメドレー２（更に闘う者達～閃光～襲撃）
5　バイオリン協奏曲「四季」より「春」第１楽章
-MC-
6 雪月花
7　リベルタンゴ
8　組曲＜くるみ割り人形＞
9　威風堂々
-MC-
10 メインストリート・エレクトリカルパレード
11 結婚行進曲
12 Pulse of the earth
13 夜想曲第２番変ホ長調Op.9-2
-MC-
14 PEACE
EN Jack

昼、Pjのふたりが出てくる前のBGMがブツッと途切れるというハプニングがｗ
どうなることかと思ったけど、すぐ復旧しましたね。
衣裳はPjツナギでした。

まー、もー、５まで神がかってましたよ！
残月を手拍子なしで！聴けるなんて！思いもしなかった！
１～９あたりまではHIROさんによる煽りもなく、着座での鑑賞ができて…
それで残月にTime Limitにバトルメドレー２！！
聴きたかったバトルメドレー２が、まさかのフルで！ここで！
涙なしにはいられませんでした。
６～９はグランドピアノでの演奏。これまた素晴らしかった。え、そんな激しい曲もグランドピアノでやっちゃうんですね！っていう感動が。
９あたりから、立ちたい人は立ち始めるって感じ。エレクトリカルパレードは、完全にHIROさんの煽りが入りました。

やだよ、立ちたくないよ(笑)
気分が完全にライブではなく演奏会モードだったので、最後まで立ちませんでした。
フチッコだからしっかり見えるし。HAYATOさんはちょくちょく目ェ合わせてくれるしｗｗ
HIROさんのカホンに合わせて手ェ叩きながら「楽しんでる？」みたいにコッチを見てくるので、全力の手拍子で応えたら、満足げに頷いてくれました。座ってても楽しんでるよ！　センターで踊り狂ってる人たちに負けないくらい楽しんでるってばｗｗ

しかし、手拍子なしの→Pia-no-jaC←を知ってしまった私としては…
正直なところ、もう手拍子したくないです。
ドナウとか、エレクトリカルパレードとか、盛り上がる曲はいいんだけど…組曲、台風、残月、パラディソとかは、酔いしれて聴きたいなぁ、と。自分の手拍子が、自分の集中を相当妨げてるのね。人の手拍子はまだシャットアウトできるんだけど、自分で手ェ叩いてると気が散るんだね。

珍しい曲もやってくれたし、本当に良かったな。
ステージばっかり見てたので、ホワイトロックシステムはほとんど気にしてませんでした。幾何学模様の渦巻きだったり、星空だったり、雪月花では雪が降ったりという演出があったように思います。が、Pjの楽曲に合わせた、という雰囲気はそれほど見られませんでした…ま、野音が基準なんだけどｗｗ　使える映像の種類が限られてるんでしょうか。

閉演して会場出て、すぐに夜の部待機列に並びました。小雨の降る中、寒い中…どうせ座席指定だけなんだから、ちょっと開始時間繰り上げてくれてもいいのにっ。
私の前にだいたい20～30人くらいいたかな？　明らかに昼の部のほうが出遅れたのに、夜はHAYATOさん最前取れませんでした…

中途半端な場所にするよりは、やっぱり広くてよく見える位置がいいというわけでのHIROさん最前…これが大いに外れでした。

私の目の前のグループがはみ出しまくるので、昼だったら座ってても余裕だったのに全く見えない！　下手したら立っても見えない！　しかも、最初にいた人が後から来た人に最前譲ったら、その人が更に邪魔！　イスをね、テーブルの下にしまってくれれば、ちゃんと座席内におさまれるはずなのよ？　それなのに彼女、荷物を置いてイスを出しっぱだから前にはみ出すしかないわけで。
イスを出しっぱの原因はもうひとつあって、下のセットリストを見てもらえば分かるように、いちいちムーディを挟む内容のため、その度にみんな座る。だからイスをいちいちしまわない。

あの狭さ、またお食事をしながらどうぞというコンセプトには反していたと思います。キッパリ。
参戦したのが夜だけだったら、そんなこと思わなかった。
昼は、「お食事も美味しいですからね、ゆっくり召し上がっていただいて…進むにつれて俺の汗がその辺まで飛ぶんやけどな」なんてHAYATOさんのMCがありーの着座でグランドピアノで……ののちに、「さぁ、そろそろみんなごはんも終わってお酒もまわってちょうどいい具合になったやろうから、ここからは盛り上がっていくぜー！」っていうHIROさんだったのです。

VAさんが「夜はまた違った雰囲気になります」と呟いておられたので、ん？とは思っていたのですがね…
ただのPjのライブだったよ。むしろこの会場ではマイナスだ。

しょっぱなからセンター付近は立つ気まんまんだったしな…そして上手側２テーブル目あたりからは、「ちゃんと見えるんだから立たなくてもいいじゃん、後ろのこと考えろよ」という声が上がってました…
席配置に関してはイベント主催者の意向があると思うので、アーティストのほうで構成や演出を考えるべきだと思います…

【夜公演】

-SE-
-ムーディー-
1 交響曲第５番ハ短調作品67「運命」
-ムーディー-
2 交響曲第９番ニ短調作品125「合唱」第４楽章
-MC-
3 エリーゼのために
4　美しく青きドナウ
-ムーディー-
5 幻想即興曲
-MC-
6 輪舞曲～Rondo～
7 風の憧憬
8 Fantasista
9　CROSSBEAT(s)
-MC-
10 台風
11 残月
12 METROPOLIS
-MC-
13 ジムノペディ第１番
EN PEACE

夜で良かったのは、やっぱり風の憧憬のフルを久々に聴けたことですかね…しかし全く見えなかったのは残念でした…
6～9がグランドピアノだったと思います。


イベントとしてはとても良かったです！
もし昼と夜でこうやってライブの雰囲気を変えてくる、というなら…あらかじめ昼はしっとり、夜は盛り上がり、などと公表してくれるといいなぁ…
セットリストがだいぶ違うので、２公演見ても十分楽しめますが。

来年も行けたらいいなとは思うけど、これは連れがいないとなかなか踏み切れなさそうｗｗ
デザイナーズウィークも、あいにくの天気でしたが良かったですよ。
それはまたのちの日記で…

それでは、ここまで読んでくださったジャッカーズさん、それ以外の方もありがとう、そしてお疲れ様。
まぁ、いろいろ想いはありますけど…新しいアルバム楽しみです。
ではまた！