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アニメ・ゲーム・小説・CDの感想やGRANRODEOのプチ追っかけの記録などやってます。イベント感想なども。
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書いてみた。
愕然とした。

トラップとあんまり変わんねえ・・・!!!!!!

ソウル×マカだけど、スタンスが固まらないと、どこまで書いていいのかわからないよ。
18禁は書かないつもりだけど、トラパスよりは、もうちょっとすすんでいいかなとは思うけど。
職人と武器っていう、絆はあるわけだし。

推敲も何もしてません。
いずれ、ソウルイーターだけ分けて、きちんとした暁には。
ソウルが鎌以外のものになれるのかとか、そういう捏造とかは許して。
元が小説ではないものを、文章にするって難しい。
勉強になります。
そしてますます抜け出せなくなります。


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 イヤホンを耳に突っ込んで、自分の世界に入っていた俺。
 その目の前に、パートナーである鎌職人の女、マカがやってきて、真剣な目でなにやら言っている。
 「ああ?なんだよ」
 「だーかーら、ちょっとお願いがあるの。聞いて」
 ったく、しょうがねえな。
 俺は、イヤホンを抜くと、マカの顔を見た。
 「あのね、ソウル。ソウルも、椿ちゃんみたいになれないかな」
 「はあ?魔鎌である俺に、暗器になれと?」
 イスにふんぞり返っていた俺は、思わず体を起こした。
 ひざまづいて俺を見上げているマカを、睨みつける。
 「違うの、そうじゃなくて。一度やってみたかったんだよね、二刀流!ほら、キッドくんみたいな二丁拳銃は、ソウル一人じゃ無理だろうけどさ、椿ちゃんみたいな鎖鎌タイプだったらできるんじゃないかと・・・」
 「マカぁ、おまえ、鎌職人としてのプライドはないのかよ」
 俺がマカの鼻先に指を突きつけて言ってやると、マカはさすがに鼻白んだ。
 ムッとした様子で、逆に俺に食ってかかってくる。
 「あるよ!いつか、ママみたいに立派な鎌職人になるんだもん!でもさ、やっぱ、いろんな戦い方ができたほうがいいと思わない?」
 ママみたいに立派な鎌職人になる。それはマカの口癖だ。
 俺はでかいため息をひとつついた。
 どうせ、この頑固モノは・・・俺がいくら抵抗したって、諦める気はないんだろうな。
 「チッ、鎖鎌かよ・・・椿のマネみたいで、COOLじゃねぇな」
 俺がそう呟くと、マカはニヤリと笑って、後ろ手に持っていた本を俺に差し出した。
 「なんだ、これ?」
 「ヌンチャクって言うんだって。アジアのほうの武器で、ほら、鎖でつながってるでしょ」
 喜々として解説するマカ。・・・この本オタクめ。
 っつーか、これ、そもそも鎌じゃねえじゃん。
 思いっきり嫌そうな顔をした俺に、マカは言い放った。
 「ソウルさーん、COOLなソウルさんなら、これくらいの変身、お手のもんですよね?」
 ・・・く、くそ・・・ここで断ったら、COOLじゃねぇ・・・よ、な・・・
 
 んで、鎌の俺が、ヌンチャクとか言うものになれるのかと思いきや・・・
 変身できてしまった。
 「おいマカ、おまえ、使い方分かるんだろうな?」
 二本の短い棒が、暗器バージョン椿のように、鎖でつながれた状態。
 これを、振り回して打撃攻撃をするらしいんだが。
 「うん、大丈夫。本にイラスト付きで解説があった」
 それ、大丈夫って言うのかよ?
 俺の片方を掴み、軽くウォーミングアップするかのように振り回すマカ。
 「うわぁ、鎌より軽い軽い!」
 「おい、俺で遊ぶんじゃねえ!」
 「もう、うるさいなぁ」
 文句を言ってやると、マカは口を尖らせた。
 よし、とばかりに足を軽く開き、ふんっと一歩踏み出して、俺を振り下ろす。
 そして、戻ってきた俺のかたっぽ(ああ、説明しづれえな!)をぱしっと、と、と・・・?
 ガイィィィン!!
 「いったぁぁぁぁい!」
 マカのバカが、キャッチし損ねた。
 図らずも、俺はマカの脳天を直撃する形になり・・・
 「もぉ、ソウル!ちゃんとやってよ!」
 「知るか!」
 マカはでかいタンコブのできた頭をさすりながら、もう一度チャレンジする。
 どうでもいいけど、俺、目回りそうなんですけど。
 「・・・だから・・・こうやって・・・せぇのっ!」
 スコーン!
 あ、今度は、肩・・・
 腕がしびれたのだろう、俺を取り落として、悶絶する。
 「お、おい・・・諦めろよ、やっぱりお前は鎌使いなんだって」
 ヌンチャクから、人間の姿に戻った俺が、恐る恐るマカに近づくと、マカはすくっと立ち上がった。
 「わかった!鎖が短いんだよ!ソウル、もういっかい。今度は、もっと鎖を長くして」
 「・・・はいはいっと」
 こうなったら、もう誰にもマカを止められない。俺は、再びヌンチャクへと姿を変えた。
 ご命令どおり、鎖は長め。
 「よぉし・・・こうやって、こうやって・・・うん、いい感じ・・・それっ!」
 ぶんっと振られて、片方の棒が空を裂く。
 臨界点まで伸びきった鎖が、マカの動きに合わせて引き寄せられ・・・
 「あ、あれ?」
 ジャラジャラジャラ・・・
 キャッチし損ねたばかりか、俺の長い鎖は、マカの体にしっかりと巻きついた。
 うわ・・・お、おい。
 ブン回されていた勢いで、何重にもきっちりと巻きついたこの感触・・・
 マカを、抱きしめてるのと同じことじゃねえか!
 「ちょっと、ソウル!何やってんだよ、痛い!」
 「だから、お前が下手クソなんだろ!」
 「ソウルが上手く操られてくれないからいけないんだよ!」
 マカが俺の鎖の中で暴れる。
 細いからだ、なめらかな脚、見た目よりも柔らかい・・・
 ああ、チクショウ!
 俺は、ヌンチャクから人間の姿に戻った。
 腕は、マカを包んだまま。
 驚いたマカが、ますます暴れる。
 「なんだよソウル、やめてよね」
 「黙ってろって」
 マカの肩に顎を預けて、俺は言った。
 「お前は鎌職人で、俺は魔鎌なんだよ。二刀流とか、バカなこと言い出すなよ。俺たちらしく、COOLに行こうぜ」
 「・・・うー、私もカッコよくソウル振り回してみたかったのに」
 腕の中で、マカがうなだれる。 
 ケッ
 俺は歯をむき出して笑った。
 バーカ、おまえは、鎌振り回してるときが一番カッコいいんだよ。
 COOLな俺にふさわしい、最高にCOOLな職人だよ。
 
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→GRANRODEO・宮野真守・ゲーム音楽(光田康典他)・FLOW
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