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アニメ・ゲーム・小説・CDの感想やGRANRODEOのプチ追っかけの記録などやってます。イベント感想なども。
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前回何か見に行ったときにチラシを発見して、これは面白そうだと思っていたのです。
前売り買っておきました!そのほうが安いから!

せっかくだからと、午後に設定したハリポタ展の前に行くことにして、この日は朝イチから六本木。
クロークに荷物を預けたはいいものの、鉛筆とメモ帳まで預けてしまい…途中で引き返しました(苦笑)

無料なので、音声ガイドも借りました。
一部は作家のコメント入りで、十分なボリュームでした。

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ここからは、私が興味を持った作品の感想のみ列挙。


・シャガール「ヴィテブスクの冬の夜」
 普段ほとんど見ない絵なので、目からウロコでした。魔女の宅急便でウルスラが絵を描いてたじゃない? あれって、シャガールのオマージュだったの? タッチがそっくりだった。

・源氏物語絵巻
 何度も見たものだけど、やっぱり感慨深いものです。
 
・春画数点
 これが一番ビックリしたww 文化としての春画は知ってたけど、実物を見る機会はそうそうないでしょ。顔はよく見る浮世絵なのに、まー、陰部のグロイことグロイこと、そしてまー立派なことww
 ちゃんと文章も添えられてたので、読んでみたかったんだけど…羞恥心が邪魔をしました。

・エンタン・ウィルハソ「愛しすぎて―見えない脅威」
 向かい合ったふたりの顔は男性と女性だけど、それぞれ悪魔みたいな尻尾が生えてたり、足が獣だったり凶暴的な赤いハイヒール履いてたり…悪魔っぽい特徴が印象的で、どのへんの国かなと思ったらインドネシアの作家さんでした。納得。

・ゴウハル・ダシュティ「今日の生活と戦争」
 ある夫婦が結婚式を挙げ、穏やかにテレビを見、洗濯をし、食事をする…その背景がすべて戦争。テレビを見ている部屋の壁は土嚢、洗濯物を干すのは有刺鉄線、食事をするふたりには戦車の砲口が向けられている…というモノクロ写真の連作。
 ぐっと来ました。

・ベ・ヨンファン「福島の風」
 震災後の福島で拾った廃材を使ったギターが展示されてました。廃材って好き。

・アーデル・アービディーン「愛を確実にする52の方法」
 これは笑ったww 映像作品なんだけど、作家が画面の中で“愛を確実にする52の方法”を語ってくれるわけです。男性作家なので、つまりは“女性とうまくやっていく方法”なんだけど…「彼女のことを敬え」とか「誕生日を決して忘れるな」「浮気をするなら彼女の親友はやめておけ」とかww
 それだけ聞いてても相当面白いんだけど、どこだったか忘れたけど作者は国籍が違うじゃない? 私は日本でしょ? そして、他にも何人かその作品を見てる人がいたんだけど、その人たちもめっちゃ笑ってるの。国が違っても愛を確実にする方法ってのは同じなんだなぁと、感慨深かったです。

・ジャン・シャオガン「血族」(シリーズ作品)
 中国の作品。
 血のつながり、民族のつながりを表現した作品で…どうにも暗い。BANANAFISHでの「個人の意思よりも民族の意思が尊重される」っていうセリフを思い出しました。

・浅田政志「浅田家」(シリーズ作品)
 ずいぶん前にワイドショーか何かで見たことあります。浅田さん一家(作家は次男坊)がいろいろなコスプレ(!?)をして、一場面を演じた写真シリーズです。
 ラーメン屋とか極道一家とか選挙活動とか…本当に楽しそう。写真1枚見るだけでもそうなんだから、きっと撮影時なんてもっと楽しそうなんだろうなぁ。

・折元立身「ベートーヴェン・ママ」
 アルツハイマーの母親を介護する作者の、「介護を明るくとらえよう」という映像作品なのですが…作者がベートーヴェンの運命を歌いながら、お母さんの髪をもじゃもじゃかき回す……お母さん、ほぼ思考回路が停止しちゃってるはずなのに、嫌そうに見えるんですけど(笑)

・(作家失念…)「ファイナルホーム」
 ウォールポケットをそのままレインコートにしたような服。作品のインスピレーションは大震災で、「すべての必需品をそのまま身に纏っちゃえばいいじゃない!」ってことなんだけど、ポケットに綿をいっぱい詰め込んでクッション性を高めたり、おもちゃだけめいっぱい詰め込んだり、アクセサリーだけ詰め込んだり…応用編(?)が面白かった。


まぁ、面白かったです。
写真撮影、いくつかの展示物だけは可でした。
草間彌生の立体とか。撮ったはいいけど、ネット上にUPするには云々って注意書きがあったので、UPはやめておきます。

修学旅行生がいてねぇ…興味がないなら、高い金払ってこんなとこくんなよって思った。渋谷とか原宿とか行ってろよって思った。(注・私の時代はまさにそんな感じでしたww 今だと、それが六本木とか表参道なんでしょうか)
うるさくはなかったけど、集団でうろうろするから邪魔くさい。そして作品を触る!(;゚Д゚) すぐ見張りのお兄さんが飛んできたけど…まぁ、上記の草間彌生の水玉立体を触りたくなる気持ちは分かるけど…なんだろうあの吸引力ww

そうそう、最後にちょろっと初音ミクがありました。
本当にちょろっとだったよ。レストランとコラボとか言ってるからどれだけのものかと思ったんだけど…それを目当てに行こうと思う人がいたら、がっかりされるかもしれませんね。

本当だったら、気に入った作品だけ見るためにもう1周したかったのに、低血糖で離脱。残念でした。

次は21_21 DESIGH SIGHTで10月までやってるカラーハンティング展と、国立新美術館のアメリカンポップ展のはしごをしたいなー、と思ってます。
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→GRANRODEO・宮野真守・ゲーム音楽(光田康典他)・FLOW
 →Pia-no-jaC←も好きでした
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