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アニメ・ゲーム・小説・CDの感想やGRANRODEOのプチ追っかけの記録などやってます。イベント感想なども。
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8月頭の某日、目黒雅叙園の百段階段見学ツアーとお食事“美と匠の祭典”にいってまいりました。

動機は、タイトルにもある通りいわゆる聖地巡礼ですので、ウエディング目的の方の参考にはなりませんのでご注意ください。

ただ、芸術鑑賞的な面では、専任ガイドさんがしっかり説明してくれるので、マモがどうでもよくなるくらいに楽しめました。うん、聖地どうでもいい。雅叙園とても良かったですよ!!!!!!

目黒雅叙園公式サイト


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最初に。もし今後行く可能性のある方は参考にしてください。
・写真撮影禁止
・靴は脱ぎます、スリッパはありません
・幼児は飽きます←ちょっと可哀相だったw
写真撮影がNGだったのはやっぱり残念でした…マモちゃんは撮ってたじゃん!!!っていう無茶苦茶な理屈を通したくなったwww
ただ、假屋崎省吾の個展、トワイライト見学のときは撮影OKだそうです。行っちゃおうかしら。

あと自分的後悔は、メモ帳と鉛筆持って行かなかったこと…まじ観光気分で行っちゃったわ…もったいないことをした…

ツアーですので、ロビー集合。12時集合の部でした。お食事とツアーで約3500円。
受付のときに、数ページのパンフレットがもらえます。
そこから直通エレベーターに乗って百段階段のあるフロアへ行くのですが…
このエレベーター、内装がきらびやかな蒔絵www いや内装だけじゃなく、扉もだったけどwww
たしか唐獅子と牡丹でした。おめでたい図柄ですね。

エレベーターを降りたところで、目黒雅叙園の歴史について少しお勉強。
そこから靴を脱いで、いよいよ階段へ。
階段自体は整備されていて、軋んだり抜けたりなんていうことはなかったです。
百段階段と言われてはいますが、実際のところは99段しかないそうです。階段の一段一段に数字がつけられてますが、確かに99までしかなかったww
最後の一段は…あなたの心の中にある…んだとか。

この回の専任ガイドさんは真鍋さん(←だったと思う)というナイスミドルなおじさまでした。
他のツアー客は、だいたい20名くらいだったかな?
国際結婚ファミリーにJK親子、年配ご夫婦、年配ご友人といったところでした。
年配ご夫婦のうち一組の旦那様は、おそらく建築系の方。興味を示しておられる部位がそれっぽかったw ファミリーの女の子は可愛かった! が、途中で飽きてしまったらしくぐずぐず泣いてたww ばぁばが外に連れ出したりパパママが交代で抱っこしたりしてたww

目黒雅叙園というのはもともと料亭であったとのこと。ツアーは、階段を上って行く途中にある宴会場を、下から順に見学していくというスタイル。
途中、公開されていたお手洗いを見学。女性用は、お付きの者が一緒に入るということで、ものすごく広いwww 男性用は今とさほど変わらない立ち便器で、横に無造作に並んでるだけなのにwww

階段の途中の窓はすべて閉められていましたが、階層ごとに意匠が違ってました。下の階は窓枠の四隅に扇。

下階から順に感想を。

・十畝の間

長押がすべて螺鈿細工! 格天井の格縁もすべて螺鈿細工!

・漁樵の間

ここがいわゆる聖地中の聖地です(笑)
思ったより狭くてビックリ。もしかしたら、ふすまを開け放てばもう少し床の間との距離が取れたのかも。私たちが観覧した状態でカメラを置けたとは思えない。
映像だと両脇の柱が色鮮やかに見えますが、実物はやはりそれなりの年代を経た色合いとなっておりました。
しかし1本の柱を掘り出した立体造形物としては一見の価値あり! 向かって左が漁師、向かって右が樵(きこり)、よって漁樵の間。
欄間の絵は、四季をイメージして描かれたもので、七夕や桃の節句、端午の節句、正月行事がモチーフにされてました。
柱両脇の床の間?は、向かって左が紅葉、向かって右が桜。

・草丘の間

欄間の絵は、群馬の風景を描いたものとか…なんか分かる…物寂しくだだっ広いよね…うん…
こちらは、唯一(頂上の間を除いて)部屋から外が見えるようにしてありました。
この間の高欄が、千と千尋の神隠しの和室のモデル(千が足を投げ出してまんじゅう食べてた&お札に襲われた白龍が飛び込んできた)となっているそうです。手摺の下部には鯉が彫られてました。
景色は、ちょうど漁樵の間か十畝の間の屋根が見える。…と、その向こうにご立派なビルと、男女が愛を育むお城が見えるwww

ここだったか、床柱の材木が槐で、槐という漢字には鬼が含まれることから忌み嫌われることもあり、延寿と書き換えられることもあると。で、柱を撫でると長寿にあやかれるということで触らせてもらうことができました。人の一番触る部位はすべすべのつるつるになってましたw

・静水の間

ここからは、一気に部屋が小さくなりました。
これくらいがちょうどいい…
天井の扇絵が美しい。

・星光の間

奥の間は四季の旬の食べ物が欄間に描かれ、天井は籠盛りの四季花。
ここの組木格子が美しかった。細木が立体的に組み合わされていて、見る角度によって図柄が違って見える。次の清方の間はもちろんのこと、ここも美しかったですよ。時間押し気味だったのかガイドさんにスルーされてしまったけどw

・清方の間

ここはダントツで美しかったです…それが有名画家の威光かwww
美人画、いちいち名前を覚えてられなかったのが残念でならぬ。入ってすぐの間の左上の髪を梳る美人の絵が良かった。
高欄の装飾も繊細でした。あと、欄間が広いww 有名画家のために欄間を広く取ったんだというお話でしたw
水屋があったのはここだけだったと思う。
そして天井は、板の代わりに木を編み込んで作った格天井。
あと、部屋へ入るときの頭上にも注目。これまでの部屋にはなかった装飾が。襖の上に入母屋破風(違ったらごめんなさい)が。瓦の代わりに竹を二つに割ったものを組み合わせて使っていました。

・頂上の間

この部屋は、未完成だそうです…作者が亡くなってしまったとか。
高欄(雅叙園公式HPでは、廻り廊下と言っているのでそのほうが正しそうですね)の手摺の装飾は、女性でした。解説がなかったので勝手に想像しますけど、天女かな…?

最後は一気に階段を下りて、ガイドツアー終了です。
お疲れ様でしたー、ぱちぱちぱち。
エレベーターホールで、夏の女性限定浴衣付きプランの御一行とすれ違いました。
約1万円で、着付けしてくれて、浴衣一式(帯・草履含む)をプレゼントしてくれるというプラン。
いったいどんな安っぽい浴衣だろうと思ったら、そこまでひどくはなさそうでした。某大型スーパーで若い子が買うようなのをイメージしてたんですが、柄も品のある大人しめのが多かったように思います。すれ違った御一行は20人弱、割と年齢層は高めでしたから。奥様おばさまくらい。
来年は浴衣プランで行きたいな!←二度も行くのかwww

お食事はブッフェレストランにしたのですが、お土産に瓶詰の食べるラー油がついてきました。
期間テーマがハワイアンだったらしく、スタッフもアロハシャツだったのに、なぜ食べるラー油www でもこれがめっちゃ美味しかったです。

それからトイレ!
1階のトイレしか行ってないのですが、朱塗りの太鼓橋があるトイレなんて初めて見たよ。
太鼓橋の下にはもちろん水が流れてて、小銭がいくつも放り込まれてました。これ、日本人特有の性質らしいですね(笑)
人がいない隙にパシャリ。トイレ内で写真撮るなんて初めてですw

焦って撮ったので太鼓橋は切れてますね(苦笑) 美人画は入口。右手が殿方用お手洗いです。左手が姫用。

最後に、雅叙園のエントランス…というか、これはビル内なんですが。

風鈴など、季節に合わせた飾りつけがされてました。

憧れの雅叙園、行けてよかったです。
マモ云々以前に、とにかく和服(黒引き)での神前式が大前提だったので、ゼクシィとか見て憧れ抱いてたんですよね…ウン年前の話ですがww 結局雅叙園ではないところで黒引きの神前式は実行できたのですが、くっそー、写真だけでもここで撮りたかったわ。

機会があればぜひ。
私もいい企画展があればまた行こうと思ってます。
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プロフィール
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みっこ
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女性
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→GRANRODEO・宮野真守・ゲーム音楽(光田康典他)・FLOW
 →Pia-no-jaC←も好きでした
好きな声優
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